公務員辞めました~40代ミニマリストのFIRE風生活~

公務員を辞めた理由、ミニマリストのような生活、自分はFIREしているのかどうか。ということについて、書いていこうと思います。

電気代削減ならず

以前にもブログに書かせていただきましたが、高騰する電気代を節約するために、今冬はエアコンを全く使わずに「使い捨てカイロ+厚着」で過ごしました。

ようやく最近暖かくなってきて、使い捨てカイロすら使わずに過ごせる日が多くなってきたので、ほっとしています。

 

最近、更に電気代を削減するために、ネットやYouTubeで何か方法がないか探していると、電球などをLED電球に替えると良いとの話をしている方が結構いました。

 

なるほどなあ。と思いましたが、LED電球は値段が高いイメージがあったので、元がとれるのかな?とも思いました。しかし、LED電球についてネットで調べていると、某有名100円ショップでLED電球を売っているとの情報を発見。

 

早速、某100円ショップへ行き、60ワット相当の明るさのLED電球と、40ワット相当の明るさのLED電球をそれぞれ330円と220円で獲得。この値段であれば、あっさりと元がとれるのではないかと思いました。

 

私が利用している電力会社では日ごと・時間ごとの電力使用量がWeb明細で確認できるようになっているので、LED電球に交換後、早速確認してみることに。

するとどうでしょう、電力使用量が減っているように見えませんでした。

 

あれ?何かの間違いじゃないかと思いましたが、よくよく考えてみれば、交換した電球は、玄関と台所の電球で、その場所については1回点灯したら、長くても数分で消していたのです。

素人なので詳しくは判らないのですが、電気代の計算自体はkwh(キロワットヘルツ)というかなり大きな単位で計算しているようで、60ワットや40ワットの電球を毎日数分使うぐらいでは、電気代への影響はかなり少なかったようです。

 

ざっくりとした計算(間違っていたらすみません)ですが、仮に60ワットの電球を1日2分間、30日点灯したとすると、電気使用量は0.06kwhという計算になるかと思います。

1kwh当たりの電気代を仮に25円として計算すると、

0.06kwh×25円=1.5円 1ヶ月の電気代がかかっていたことになります。

 

LED電球も6.6ワットの電力を消費するのですが、ここでは無視することとして、

LED電球購入費の元をとるにはどれぐらいかかるのか計算すると、

LED電球330円÷1.5円(月間電気代節約分)=220ヶ月=18.3年

かかることになります。安いLED電球でも元をとるのにこれだけかかるんですか。残念です。

 

素人感覚からすると、よく使う電球(一日数時間は点灯するとか)以外の電球は、今使っている電球が切れてもいないのに、あえてLED電球に交換するメリットはほとんどないのでは?と思いました。

それでも冬季・夏季の電力需給ひっ迫時の節電に協力するという意味では、LED電球への交換は地味に役に立つことになるのかもしれませんが…。

お風呂洗い用の洗剤

10年ぐらい前から、お風呂洗い用の洗剤として食器洗い用の洗剤を使っています。

 

ある時、風呂掃除をしようと思ったところ、お風呂洗い用の洗剤が無くなってしまい、詰め替え用も買い忘れていたのでどうしようかと考えていたのですが、その時、ふと食器用の洗剤でもいけるのではないかと思ったのです。

 

容器に書いてある成分を見ると、両方とも基本的に界面活性剤が主成分のようで、使っても問題なさそうなことと、あれだけギトギトの油を分解する食器用洗剤であれば、人間の皮脂ぐらい分解するのは余裕だろうと考えたのです。

 

実際に洗ってみると、普段よりも汚れが落ちて、ツルツルになったような気がしました。

そして、食器用洗剤であれば、1、2滴でかなり泡立つので、お風呂洗い用の洗剤よりもかなり少ない量で洗えるように思えました。これは節約にもなるなと。

 

あまりにセコイ話なので人には言えずにいたのですが、最近YouTubeで「節約」に関する動画をいろいろと観ていたところ、私と同じようにお風呂洗いを食器用洗剤でやっていると言っている方を発見。

私と同じく、これを節約と思ってやっている方がいるのは結構心強いものだなと思いました。

公務員退職後の誤算

公務員を辞めておよそ2年が経過しました。

「辞めたらきっと後悔する」と当時の上司などに言われたりしましたが、今のところ全く後悔はしていません。

 

今になって退職を決意した当時の頭の中を振り返ってみると、

人は、自給自足ができない限りは、働いて給料をもらってそのお金で生活するということで「生きるために働く」というのが本来の姿なのに、その当時の自分は、平日は残業で夜遅く帰宅、休日も何もやる気は起きず、それどころか仕事のことが気になり、仕事から逃れられないということで、まさに「働くために生きている」という本末転倒な状況に陥ってしまっている――。これはダメだ。

こんなようなことを考えていたと記憶しています。

 

良いか悪いかわかりませんが、20年間ほとんど仕事しかしておらず、お金をあまり使わない生活をしていたので、無意識のうちに貯金だけは溜まっていたのですが、その代わり20年間という時間を失っていたという感じです。

 

そんなことを考えていた頃に、以前ブログに書かせていただいた「逃げ切り計算機」により、現在と同じ生活レベル(年間支出が同じぐらい)での生活を送っていった場合、仮に無収入でも貯金の切り崩しと年金で106歳まで生きられそうな結果がでたので、公務員を辞めることを決意したのです。

 

当然ながら40代で仕事を辞めた場合、新たに正社員としてどこかに就職するのは厳しいことやアルバイトなども雇ってもらえない可能性が高いことは想定しており、今後の収入がほとんど見込めないことは覚悟のうえでした。

実際のところ、現在では収入はほぼ無くなってしまったものの、精神的にはかなり楽になり退職したことは全く後悔していません。

 

ただ、当時全く想定していなかった事態が発生してしまいました。

それは最近のインフレです。

当時の日本は長期にわたるデフレが続いていたので、この先もインフレが起こることはまずないだろうと勝手に思い込んでいました。

「逃げ切り計算機」でもインフレ率を入力する項目があったのですが、特に考えることもなく「0%」と入力していたのです。

 

このインフレは大誤算でした。

仮に、4%インフレになるとすれば、その分だけ日本円で持っている資産価値が下がってしまうことになります。そして、強烈なインフレが長期間続いていくのであれば、想定よりもかなり早い段階で私の資産は枯渇します。

 

また、そもそも2%程度のインフレの継続は日本経済の成長にとって良いとのことで目標とされていますが、仮にそうなると私の資産の価値はボディーブローのように削られていき、大きなダメージを受けることになるということについては、あらかじめよく考えておくべきだったと思っています。

 

日々の生活における節約にも限度があるので、何か別のインフレ対策を考えなければならないと思う今日この頃です。

個人向け国債に風

以前ブログに書かせていただきましたが、私は資産運用のために個人向け国債を購入しています。

資産の割合としては、個人向け国債76%、つみたてNISA1%、銀行預金23%と、大半の資産を個人向け国債(10年変動型)で運用しています。

あまりに個人向け国債に偏った運用をしているので、個人向け国債を購入した銀行の窓口担当の方には、「他の資産運用も考えられたらどうですか?」と言われたりもしました。

 

さて、最近ニュースで「日銀が事実上の利上げ」というのが少し話題になっていたかと思うのですが、この影響で個人向け国債(10年変動型)の利率の上限がおよそ2倍になりました。

以前は、日銀の政策で10年物国債金利の上限が0.25%に抑えられていたのですが、この「事実上の利上げ」により上限が0.5%まで引き上げられました。そして、この10年物国債金利が個人向け国債(10年変動型)の金利に直結しているので、思いっきり影響を受けたのです。

 

利率の計算としては、簡単に言うと10年物国債金利×0.66=個人向け国債金利です。(間違っていたらすみません。)

これまでの金利は、

10年物国債金利0.25%×0.66=0.17% が上限だったのですが、

現在では

10年物国債金利0.50%×0.66=0.33% が上限となり、およそ2倍になりました。

(ちなみに、これで計算された利子のおよそ20%は最終的に税金として引かれますが。)

 

なお、個人向け国債の利率は、半年ごとにその時点の10年国債金利(基準金利)によって変わります。

私は個人向け国債を3月、4月、7月と3回に分けて購入しているので、利率だけで考えるとそれぞれ2回ずつ、年間で計6回変わることになります。

 

ちなみに、直近で言えば3月に購入した国債(基準金利は2月頭の国債入札結果による)の最新の金利

10年物国債金利0.49×0.66=0.32%となりました。

この3月に購入した個人向け国債の直近の利率は

10年物国債金利0.17×0.66=0.11%でしたので、3倍近く金利が上がったことになります。

3倍近く金利が上がったとはいえ、そもそもの金利が低いということがありまして、それほどもらえる利子が上がったという訳ではないのですが、個人向け国債に少し動きというか風が吹いてきたような気がします。

 

日銀総裁が4月から変わることになり、10年物国債金利などをコントロールする政策(イールドカーブコントロールと言うらしいです)を変更することになれば、個人向け国債(10年変動型)の利率が変わってくるので、注目しています。

ほぼ無職で賃貸物件を借りることができるのか

先日引っ越しをしましたが、引っ越しを検討する際に気になったのは、ほぼ無職の低収入の状態で賃貸物件が借りられるのか?ということでした。

以前住んでいた部屋は大家が友人だったということもあり、私がほぼ無職ということは気にすることなく部屋を貸してくれたので、この点についての問題は発生していませんでした。(ありがとうございました)

しかし、今回引っ越しをするとなると、不動産会社を通して賃貸物件を借りることになるので、ほぼ無職・低収入という状況は結構な問題になるのでは?と思ったのです。

ちなみに、私の令和4年の年間収入は、友人の会社の手伝い(事務作業の補助)、ポイ活、個人向け国債の利子などで合計30万円程度といったところで、当然家賃を払える額の収入はありません。

職業的には一応フリーランスになるのかもしれませんが、ほぼ無職です。

 

ネットでは、無職でも貯金などの資産状況から、当面の家賃の支払い能力が確認できれば賃貸物件が借りられるとの話もありましたが、その場合には大家さんがOKを出してくれるかどうか、また、身内などに連帯保証人になってもらうことができる人がいるかどうか、いない場合は、保証会社の審査をクリアしなければならないといった旨の説明がありました。

ネット情報だけを見ると、賃貸物件が全く借りられないということはないが、結構高いハードルがあって借りられる物件はそれほど多くないように思えましたが、はたしてどうなのか…。

 

ネットだけではいまいち実態が良く判らなかったので、私が部屋を借りていた友人を通じて入居審査に関して不動産会社さんに聞いてもらったところ、基本的には保証会社の審査がクリアできれば大丈夫とのことで、また、審査にあたっては貯金通帳等を提示する必要があるとのことでした。

大家さんが無職OKを出してくれるかどうかということと、連帯保証人がつけられるかどうかという点はこの不動産会社さんで取り扱っている物件では必須条件になっていないものが多いということなのでしょうか…。

とにかく、そういうことであれば自分にもチャンスがありそうに思えたので、とりあえず部屋を探してみて、審査が通れば引っ越すことに。

 

引越し先として希望する部屋については、入居審査について教えてくれた不動産会社さんであっさりと決めまして、そのまま入居審査をお願いすることになり、自分の貯金通帳と個人向け国債の通帳を提示して、そのコピーによって保証会社の審査を受けることになりました。

 

審査には数日かかりましたが、無事通りました。ほぼ無職、低収入、連帯保証人なしでも賃貸物件が借りられたので、ほっとました。

とはいえ、今後私の貯金はどんどん減っていく見込みなので、次に引っ越すことになった時には、今回のように入居審査が通るかどうかは判りません。また、高齢になると賃貸物件を借りるのが難しくなる(孤独死などのリスクがあるとか何とかで)といった話もあるようなので、賃貸物件に住み続けられるかどうかということは気にはなっています。

毎月の生活費について

毎月の生活費については、10万円以内に抑えることを目標としていますが、この度引っ越しをしたことにより、今後は以下のとおりの見込みとなりました。

 

家賃  35,000円(インターネット無料付き)

食費  15,000円

電気代  6,000円(給湯が電気温水器ということもあり、数日間電気メーターで確認して試算したところ、1ヶ月でこれぐらいの額になる見込み)

水道代  2,000円(定額)

ガス代    0円(オール電化のため)

スマホ  2,500円

年金  15,897円(2年分前納済み。月平均額)

国保   6,400円(R5.4月以降はR4の所得が少ないため、月額2,000円程度の見込み)

NHK        1,138円(12ヶ月分前払済み。月平均額)

雑費   6,000円(洗剤などの生活雑貨・予備費

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計)  約90,000円

 

月10万円目標のことろ、およそ9万円で生活できそうですが、今回の引っ越しにあたって、初期費用(仲介手数料、鍵交換代など)や家財の引越費用で12万円程度かかっているので、今後、12か月の間9万円で生活することができれば、引っ越し経費も含めて月平均10万円という目標が達成できるという感じです。

 

ちなみに、国民年金については所得が少ない場合、免除申請という道もあるらしいのですが、免除が認められた場合でも、最終的には免除してもらった分を遡って納付しないと将来もらえる年金額が減ってしまうらしいので、納付していくことにしました。

どっちみち納付するなら、割引制度を利用して少しでも安くしようと思い、昨年から2年分を前納しています。(毎月納付するより2年間でトータル15,000円ぐらいの割引らしいです。)

NHKも12か月分を前払いして、少し節約しています。

 

今一番気になるのは、新しい住まいがオール電化ということもあり、今後の電気代がどうなるかということですが、毎月の支出を抑えるためにも、電気料金の高騰がおさまってくれることを切に願っております。

極寒の中の引っ越し その2

今回の引っ越しでは、引っ越し代金を節約するために、荷物の集荷日と配達日について、ともに「平日」で「時間指定なし」というプランを選択したため、同じ市内への引っ越しにも関わらず、日程は次のとおり3日間に渡る予定となっていました。

 

1月25日 荷物集荷 → 1月26日 アパート退去検査 → 1月27日荷物配達

 

強烈寒波の初日、1月24日には普段降らない雪がけっこう降ってしまったので、翌25日の朝は道路がアイスバーンになっていました。

このままでは引っ越し業者さんが来れない可能性もあるかと思ったのですが、日中晴れ間が出ていたので何とか道路の雪が解け、午後3時ぐらいから業者さんが来てくれました。ありがとうございました。助かりました。

 

こうして何とか荷物を運んでもらい、部屋を空っぽにすることができましたが、次の問題はその日の夜に極寒の部屋に一泊しなくてはならないということでした。

普段の寝具としては、以前にもブログに書かせていただきましたが、羽毛布団を持っている(敷布団はない)のですが、引っ越しの際には羽毛布団を引っ越し業者さんに一旦預けてしまうので、寒さ対策が必要でした。

一応、私はこれまで引っ越しを何度も経験しているので、引っ越し時の睡眠用として寝袋を持っていましたが、この寝袋は気温13度ぐらいでの使用が限界になっている安物の寝袋でした。

エアコンを使えば良いのかもしれませんが、今冬は節約のためエアコンを全く使わず、使い捨てカイロのみで耐え抜くことに決めていたので、

「寝袋+使い捨てカイロ2個+厚着+ダウンジャケット」で勝負することにしました。

結果的には、夜中に何度か寒さで目が覚めましたが、無事朝を迎えることができました。

 

その後の部屋の退去検査と荷物の配達については特に問題はなく、10年に1度の強烈寒波の中での引っ越しは無事完了しましたが、冬の引っ越しは、寒さ対策の面でかなり厳しいなとしみじみ思いました。

 

ちなみに、今まで引っ越しをした中では、3月ぐらいの引っ越し料金が割高になる時期(進学・就職・転勤による引っ越し業者の繁忙期)を避けて、少し暖かくなる5月下旬ぐらいに引っ越すのが個人的に一番良かった気がします。その後は梅雨になってしまうので、引っ越しに良いと思われる時期は短いですが。