つみたてNISAの口座を開設するため、銀行の窓口へ。
個人向け国債購入時と同じ方が対応してくれまして、つみたてNISAで「8資産均等型」の投資信託を購入したい旨を伝えました。
その際、「毎月33,000円ずつ積み立てるとして、8資産均等型と先進国株式型など他の投資信託を組み合わせて購入することも可能ですよ」といった旨の説明を受けました。
例えば、8資産均等型を20,000円、先進国株式型を13,000円といったように、つみたてNISAで選ぶ投資信託は1種類に限定しなくても大丈夫ということでした。
一瞬迷いましたが、結局は初志貫徹ということで、8資産均等型のみを毎月33,000円ずつ、購入することに。
この時には気が付かなかったのですが、後々ネットなどで見ていると、前回ブログにも書かせていただいた、8資産均等型をおススメしない理由の一つに、
「8つの投資先について単純に12.5%で均等に割っているだけで、それぞれの株式・債券・リートの市場規模(時価総額)などが考慮されていないのでダメ」というのがあったのですが、8資産均等型と先進国株式型を組み合わせれば、市場規模の大きい先進国株式への投資割合が増えるので、このおススメしないポイントをそれなりに改善できたようです。
なるほど。と思いましたが、その投資方法が20年後において良い結果を生むかどうかも分からないので、とりあえず気にしないことにしました。
ちなみに、つみたてNISAの口座開設は手続き的にはそれほど難しくなく、マイナンバーカードを提示したり、いくつかの書類に記入等して終わりだったと記憶しています。
ただ、口座を開設する際に銀行から税務署にNISA口座の重複なしの確認のようなものが必要とのことで、その手続きに結構時間がかかるとのことでした。
私の場合は、余裕を持っておよそ2か月後から購入をスタートすることにしました。
さて、自分の中では、つみたてNISAで実際に資産運用を始めることにより、投資についてちょっとでも学ぶことができるのでは?と思っていました。
しかし、現在およそ1年半が経過し、その間、8資産のそれぞれの値動きなどを確認したりしていましたが、結局、投資の世界については謎のまま、というよりむしろ謎が深まった感じで理解不能でした。残念です。
その中で、唯一勉強になったのは、例えば8資産均等型のうちの一つである先進国株式によって海外に投資している場合、その間にその先進国通貨(ドルなど)に対して大幅な「円安」になった時は、その先進国株式を「日本円」で評価するとかなりプラスに影響するということでした。「なるほど株式自体の動きだけでなく、為替も影響するんだな」と。
ということは、今後大幅な「円安」から大幅な「円高」に逆転しまうことがあるとするれば、その際は大幅なマイナスになってしまうわけですが…。難しいです。
ちなみに、私が投資している8資産均等型は購入開始以降、プラスとマイナスを繰り返していて、今日現在の状況としては、トータルでは594,000円分購入して、1,000円程度のマイナス(含み損)にはなっているものの、ほとんどプラマイゼロという状況です。
とりあえず、つみたてNISAは、始めたばかり頃はマイナスになることは当然あるものの、20年などの長期的な運用をすればマイナスになる確率が大幅に低くなるというのがセールスポイントということになっているので、最初のうちはこんな感じなのかなと。
しかし、このセールスポイントを信じて良かったのかどうかというのは、20年が経ってみないとわからないという、なんとも言えない果てしない感じがするのでした。