その後、退職するまでに8か所の職場で勤務しましたが、そのうち半分は最初の配属先と同じく、退庁が夜12時を過ぎることがザラという感じでした。
(そのほとんどは、公務員あるあるのサービス残業でした。)
このように、残業が多い職場で働いていた時は、休日にも疲れきっていて何もやる気が起きず、掃除と洗濯だけをして休日が終わってしまう。という日々が続いていたのです。
そんな自分の状況を伝えた、とある人から、「何が楽しくて生きているのか?」と聞かれ、「眠ることですかね…。趣味は睡眠です。」と答えて、空しくなったことをよく覚えています。
30代後半には、仕事上の突発的なトラブルが連発し、日々の残業プラス精神的にもやられる状態となり、精神科に通院していたこともありました。
この時には、布団に入っても仕事のことを思い出してしまい、ほとんど眠れなくなってました。
趣味の睡眠さえ奪われてしまい、ちょっと頭がおかしくなっていたと思います。
そして、運命の20年目の勤務先は、残業はそこまでひどくない職場(といっても、だいたい夜10時ぐらいに退庁)でしたが、これまた、業務上の問題があり、精神的に参っていました。
再び睡眠を奪われ、また精神科に行かなければならないのか。
この生活をいつまで続けなくてはいけないのか。
そんなことを考えつつ、携帯をいじっていると、何かに導かれるように、とあるサイトにたどり着いたのです。